お昼前。
昨日は、自傷行為と性被害をテーマにした短編「私のことなんて誰もわかってくれない」を公開した。
この作品を書いたきっかけは、ちょっと覚えてないのだけど。
「心の傷をどう癒していくか」が最大のテーマで、描写として性被害があったので、慎重に運んだつもりだった。
しかし、公開する時は、誰かが「これを読んで傷つくのでは?」とヒヤヒヤしていた。
書き手としては、リアルを追求するのならば、エンディングがこんな生易しいものでいいのか?
でも、主人公を救わないで終わるのは、あまりにも辛いと、かわいそすぎる。
書いていても、公開しても、胸が痛む作品だった。
思った以上にたくさんの人に読んで頂けて、本当にうれしい反面、あれでよかったのか? というモヤモヤが生まれる。
だから、昨日は一日ドキドキしていた。
酒を飲んでも、酔いが早めに覚めてしまう。
常に悩み続けていかないといけないなと、自分の中で思った。
よく作家さんたちが、「作品は自分の子供のよう」と発言されているが、僕も今回はそう感じた。
ではまた!