ひきこもり みそ子の日常

「みそ子ちゃんの日記かも?」

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 朝方。
 二日酔いと寝不足で少しハイ。
 たぶん朝食とって、二度寝したら、またどよーんてなりそう。

 胸に大きな穴が空いているような痛みは、「なにかを失った」そんな感覚を覚える。
 罪悪感なのか、傷ついたのか、よくわからない。

 やっぱり僕は、人生経験が少な過ぎて、人と合流することがあまりなかった。
 妻と出会って、病気を発症して、うつと副作用に悩まされ、人間関係で苦しみ、怖くなった僕は、2005年ぐらいから、「もう傷つきたくない」と家にこもりがちになった。
 すると、副作用もあってぶくぶくに太り、会う人会う人が、太った僕を嘲笑う。
 んで、またショック受けて、ひきこもりが悪化した。

 だから、作業所で会えた人たちが未だに忘れられない。
 失恋と言ってもいいだろう。
 人間としてだ。
 でも、この想いはなかなか薄れることはないだろう。
 直接会って見て、話して、笑ったり、怒ったり、楽しかったなぁて思う。
 だからこそ、様々な想いが僕の心に渦巻いてる。
 愛情でもあり、憎しみでもある。

 でも、僕には大切な家族がいる。
 それを忘れちゃいけない。

 じゃあ、どうする?
 このブログに、思い出として書いちゃおってなる。

 前置きが長すぎたのですが、作業所にいたところ、作業所の宣伝小説みたいなのを書いて発表していました。

 今はトラブルで怖くなったから、サイトから消してますが。

 その時に、とある読者さんが感想をくれて、「リアリティーがあっておもしろい」とほめてもらえました。
 しかし、その際「味噌村さんの作品を他にも読んで見ましたが、読者に優しくない」と助言を受けました。

 僕はそれを聞いてすごく気になった。
「読者に優しくないってなんだ?」て。
 それから、その言葉に囚われて、いろんな人に聞いた。
 すると、みなさん大半が同じ回答で、
「誰のために書いてるのか? でも、自分の書きたいことは曲げないで」みたいなことが多かった。

 作業所でラノベの講師がいると聞いて、通所してたけど、蓋をあけると、小説の先生は誰もいないとオーナーに言われた。
 僕は
「他にいないんすか?」
 と頼み、福岡以外の所に知り合いがいると言われ、リモートで相談した。

 で、さっきの「読者に優しくするってどういうことですか?」って聞くと、怒られた。
「君は書籍化してなくてもウェブで発表してるから、読者に優しくしなきゃ!」と。
 でも、結論としては
「自分の書きたいことは曲げちゃダメ。なるだけ読者に伝わりやすいように努力しないと」だ。

 わからない。
 要は僕の技術力が足りないってことなんだろうけど、じゃあ「読者に優しい作家」てなんだ?
 って思う。

 確かに言われるまで、当時の書いていた僕の作品は、独りよがりだったと思う。
 一つの話が1万字超えだったり、説明不足だったし、いや、これは今でもそうか。

「書きたいものを書きたい」が一番なのに、読者のことだけを考えちゃうと、それはもう人のための作品では?  と矛盾を覚える。

 いや、確かに読者様を大事にするのはわかっているつもりです。

 僕は未だに「読者に優しい作家」というのが、わからないです。

 とにかく、日々精進して、少しでも読者の皆さんが、「おもしろい」とか楽しめて頂けるように、頑張るだけかなと。

 ではまた!